それでも暮らしは続くから全てを今忘れてしまう為には全てを今知っている事が条件で僕にはとても無理だから一つづつ忘れて行く為に愛する人達と手を取り分けあってせめて思い出さないように

これは夢ですか?

目が覚めると僕のチ○ポが見知らぬ女性の口の中!

お姉ちゃんは僕と相部屋にも関わらず友達(狭いのに2人も!)を呼んでよく宅飲みをするんです!

僕が寝ている横で。翌朝、目を覚ますと見知らぬお姉さん2人に挟まれて寝ているではありませんか!

しかも、お口の中に何故か僕のチ○ポがすっぽり収まっている!!

夢?

なのに気持ち良すぎで思わず口内発射。しかも振り返ると今度は何と、半ケツお姉さんがもう一人!

どうせ夢なら楽しみたい!挿入即発射したら目を覚ますお姉さん、これは夢じゃなかった!

チ○ポ丸出しで言い訳しても説得力ゼロ。でもあれ?怒ってるはずのお姉さんの視線はがっつり僕のチ○ポへ…。

まさかこのまま続きをと思いきや、

「今からまた寝るけど今度は入れないでよね」

と寝ちゃうお姉さん。でもさっきよりもっと至近距離で二度寝してる。これは誘ってるのか?

さっきのじゃ物足りないとか?

うーむ…さぁどうしよう。
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冒頭から何をトチ狂ったのかとお思いでしょうが、落ち着いて聞いてください。「チ○ポ丸出しで言い訳しても説得力ゼロ」なんて絶対日常生活で使わない言葉が飛び出してますが、落ち着いて聞いてください。実はこれ、冒頭からさぁどうしよう、まで丸々がAVのタイトルなんです。どうも現時点で最長の長さを誇るらしく、こんなもん文章じゃねえかとお思いでしょうが、実際にパッケージを見るとこんな感じになっているみたいです。

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文字数にして395文字。ほぼ原稿用紙1枚分です。もうフォントが小さくなりすぎていて生命保険の契約書の裏のほうみたになっていて訳が分からなく、競艇のCMくらい意味不明な感じになってますが、実はこれ、最近主流の流れだったりするのです。

例えば、ライトノベルなどの書籍はどんどんとタイトルが長くなる傾向にあります。さらにはネットなどで拡散されるネット記事の多くは、つけられる表題がかなり長いものになってきています。

これは書籍も記事も本屋さんで手に入れるしか手段がなかった時代と違い、ネットで入手することが主流となったためだと考えられます。現代社会は多くの情報が溢れています。それら全てに触れることは不可能であり、我々は必然的に情報の取捨選択をしなければなりません。

例えば、墓に関する知識を得たいと思っていたとしましょう。墓石はいくらぐらいするのか。どんなデザインのものが主流なのか。彫ってもらう名前のフォントとか決まってるのか。材質は何がいいのか、色々なことが気になったとします。

そこでただ白い表紙に「墓」とだけ書かれた本が書店に並んでいたとします。果たしてそれを手に取るのか、という問題なのです。もしかしたら、哲学的な意味で「墓」と表題をつけて人生論みたいなものを語った本かもしれません。ただ墓がキーワードとして登場する青春群像を描いた小説かもしれません。タイトルだけで望む情報なのか判断できないのです。

「墓に関して気になったので色々と調べたら値段とか流行りのデザインとか材質とか分かってきた。そして彫ってもらうフォントに隠された秘密とは・・・?」

こんなタイトルであれば、タイトルだけで自分の求める情報が書いてあると一目瞭然、必ず手に取るのです。これはネットの記事も同様で、長く、そして内容を表すタイトルをつけることが多くの人に読まれるポイントになっているのです。多くの情報から自分に必要な情報を見極める。そのためには内容を現したタイトルが好都合なのです。

また現代では検索によってひっかかるというのも重要なポイントで、多くの検索サイトがタイトルにキーワードが含まれる、という部分を高いポイントに置いていますので、「墓 値段 デザイン」と墓を買おうという人が調べそうな検索ワードがタイトルに含まれることが重要なのです。

情報が溢れる現代社会。以前は内容を吟味してもらって評価されるというスタイルが主流だったかもしれませんが、今はもう、まずその情報に触れてもらうことが先決なのです。誰にも触れられないまま消えゆくより、とにかく触れてもらう、まずそこから。そういった意味で内容を現した長いタイトルというのが出てきたのです。これからもドンドン増えていくのかもしれません。

というわけで、当ブログにおいてもそれを利用しない手はありません。そりこそ意味不明なタイトルを付ける傾向にある僕ですが、やはり内容を説明するようなタイトルを付けた時は皆さんの反応も良好である。つまりこうするべきなのです。

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朝出勤したら机の上にクッキーの小さな包みが置いてあって、どういうことだなんで僕のところにこんなものが置いてあるんだって困惑て、だっていつもはみんなにあるのに僕だけないって状態なのに、なんで逆なんだろうってよくよくみてみるとピンクのリボンもついててハートのシールも貼ってあって、ははーん、これは少し奥手で僕に対して思いを告げられない女の子が早起きして誰もいないオフィスで顔真っ赤にしながら置いたクッキーだな、勇気を出して言ってくれれば僕だってやぶさかではないのにって思いつつ、でもこれってどっきりかもしれねえからな、オフィスで嫌われ者にクッキーを愛の告白っぽく置いたら舞い上がるかもっていうドッキリの可能性もあって、最近のテレビ番組は悪質だから素人相手でもこういうブービートラップにかけてくることもありえる、と周りを見わたしたけどカメラはなくて、でも最新の注意を払ってトイレの個室にまでクッキーを持って行ってよく見てみたら「寝坊しちゃだめだぞ(はーと)」みたいなメッセージもあって、おいおいー、こりゃかなわんなーと思いつつ、もしかしたらこの行動を予想されて個室にまで隠しカメラがるのでは、それならば念のためテレビで放送できないように思いっきりチンポ出してやろうって思ってたら、同僚が来て、個室の中の僕に向かって「机の上にクッキーあったろ、わりい、あれ俺の、机の整理してるときに邪魔だから置かせてもらった」みたいに言われて震える声で「そうだと思ってたよ。最初から分かってた」って答えた件について
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こういうタイトルで書くべきなんですよね。こういうスタイルで行くべきなのかもしれません。「クッキーラムネ」みたいな意味不明なタイトルつけるより、これなら書いてある内容も分かりやすい。これでいくべきです。

ただ、これをタイトルにしちゃうと内容が重複しちゃうんで、本文にはその続きの

「チ○ポ丸出しで言い訳しても説得力ゼロ」

くらいしか書くことがない。