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ジーンズをはいた女はやれる

「ジーンズをはいた女はやれる」

なにかのモテ系雑誌を読んだ時にそんな煽り文句が書いてあったような気がする。なんでヤレるのかその理由は忘れてしまったが、確か、

「ジーンズをはくほどの女はアクティブ→性に対しておおらか→セックスをスポーツととらえている→頼めばけっこうやれてしまう」

みたいな理由だったような気がする。かなり無理がある。こんな無益な文章を雑誌に載せて金を貰えるのだからチョロいものだ。僕の目指すところである憧れの職業だ。

ところで、こういった「風が吹けば桶屋が儲かる」的な発想は実はなかなかに重要だ。ごり押しをごり押しと感じさせない手法は、あらゆる場面で説得力を発揮する。よくよく考えると、ジーンズをはいた女はやれないが、もっともらしい理由を並べられるとやれるような気になってくるし、町行くジーンズの女がすべて誘ってるように見えてくる。その説得力を持たせる説明文は訓練の賜物で培われるものではないだろうか。

ということで無理やりな状況に説得力を持たせる訓練として、ランダムに二つの単語を生成してくれる「発想ジェネレーター」というアプリを使用し、出てきた二つの単語を「〇〇を〇〇する女はヤレる」という体でもっともらしい理由をつけていきたいと思う。

 

Case1「口車で独立する女はヤレる」(口車、独立)

 独立しようかどうしようか迷っている女は口車に乗せてしまえ。迷うほどの状況だからきっと独立は上手くいかないだろう。最初は会社員時代のコネで知り合いが店に来てくれるが、そのうち閑古鳥が鳴くようになりあっという間に窮地に追い込まれるはずだ。そこで優しく声をかける。僕がなんとかしてあげるよ。口車にのるくらい意志の弱い女だ、もう落ちたも同然だ。口車で独立する女はヤレる。

Case2 「オムライスで雨乞いをする女はヤレる」(オムライス、雨乞い)

もうどれだけ雨が降らない日が続いているだろうか。稲もすっかり枯れ果ててしまった。このままではこの冬を越せない。今日食べる米にも困る状況で、村の巫女である彼女は雨乞いをすることになった。しかし、どれだけ雨乞いをしても雨は降らない。いよいよ彼女は追い詰められてしまい、村に伝わる禁断の「オムライスで雨乞い」を実施することになる。村の人数分のオムライスを作成し、天に向かって祈る。そこに僕が救世主として登場し、人数分のオムライスがあるのならば、それを食べればよい、それ、中身ライスやで、と助言して村の危機を救う。こうして巫女である彼女は僕に心酔し、ヤレる。

Case3「公園で空き巣をする女はヤレる」(公園、空き巣)

佐和子は決意した。もう空き巣をするしかない。それは決意というよりは運命だった。このまま真面目に生きていてもこの社会は弱者に冷たい。それならばいっそのこと悪になってやろうと思った。けれども、住宅地で空き巣に入るのは怖い。佐和子はいつもそうだった。メジャーなものが怖く、いつも外れたものに逃げてしまう。アニメだって、腐女子が好むメジャーなアニメはその熱気が怖く、少しマイナーなアニメのファンに甘んじていた。空き巣のメジャーともいえる住宅街は怖い。だったら公園で空き巣をしようと思った。佐和子は馬鹿だった。公園には家がなかった。家がないのに空き巣もくそもな。わたしってホントバカ、そこに男が現れた。「どうしたい?住宅街は怖いから公園で空き巣でもしようとして家がないことに気が付いたみたいな顔して」この人になら全てを捧げられる、この辛い社会を生きていける、そう思った。公園で空き巣をする女はヤレる。

Case4「有名人をトラックでひく女はヤレる」(有名人、トラック)

佐和子は呆然と佇んでいた。県道の交差点、激しい雨が降っていた。横断歩道には三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEが倒れている。スマホを見ながらトラックを運転していたら、ドンって音がして、どうしよう、どうしよう、このまま逃げてしまうか、それとも警察に、呆然としていると一台の車がやってきた。「やあ、どうしたんだい、おやこれは三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEじゃないか、僕が来たからには安心して、逃げるなんて考えちゃだめだよ」一瞬でも悪い考えが頭をよぎった自分を恥じた。この人にだったら全てを捧げてもいい。「有名人をトラックでひく女はヤレる」

Case4「ローストチキン移民女はヤレる」(ローストチキン、移民)

へえ、ローストチキンが食べたくて移民してきたんだ。大変だったねえ。買ってあげようか?

Case5「何事もステーキで解決する女はヤレる」(ステーキ、解決)

何よ!ステーキあればいんでしょ!ほら、これで文句ないでしょ!松坂牛よ!パンッパンッ!いい加減にしないか、何事もステーキで解決できると思ったら大間違いだぞ。なによあんた、私、親にも殴られたことないのに!訴えてやるわ!ふんっ、人の心はステーキじゃ買えないってことさ、素敵(ステーキ)、「何事もステーキで解決する女はヤレる」。

Case6「赤ちゃん市長はヤレる」(赤ちゃん、市長)

やってはいけない

Case7「お百度をする坊主はヤレる」(お百度、坊主)

バチがあたる

Case8「お料理ブログをやっている女はヤレる」(お料理、ブログ)

こういう生々しいのはやめてくれ。

 

ということで、説得力のトレーニングとして、やってみてはいかがでしょうか。ちなみに最後にもう一回やろうと、お題スロットを回してみたら

Case9 「首都で海水浴はヤレる」(首都、海水浴)

いちおう、これ貼っておきますね。

www.walkerplus.com

こういう海水浴情報が載っている雑誌は非常に有益だね。