patoがいままでに書いた記事たち

連載 日刊SPA! nikkan-spa.jp 2022年 Books&Apps blog.tinect.jp SPOT travel.spot-app.jp SPOT travel.spot-app.jp 電ファミニコゲーマー news.denfaminicogamer.jp 2021年 さくマガ sakumaga.sakura.ad.jp 電ファミニコゲーマー news.denfaminicogamer.jp …

宝塚記念2021徹底予想!(最終結論)

四つ葉のクローバーを見つけるために他の三つ葉を踏みつけていたんじゃ、なんにもならない。女は言った。四つ葉のクローバーを探す人は、その他の四つ葉に至らないクローバーを踏みつけている。 幸せを探すために他の何かを踏みつける行為は何より嫌悪の対象…

自分に返ってくる記事と返ってこない記事

(文章を書く人に伝えたい100のことPart54) 記事を書く上で明確に意識しなくてはならないものがあります。それが「自分に返ってくるのか」という点です。 返ってくるって何が? と思うかもしれませんが、厳密に説明しようとするとちょっと難しい表現になり…

おしっこを買いにいった秋山くんの話

一緒におしっこを買いに行かないか。この世の中にはいろいろな人がいる。それこそ多種多様で、その様々な人が様々な経験をしているのだから誰かの興味を惹く逸話が数多く生まれているわけだ。けれども、そんな多種多様の経験の中でも「友達に誘われておしっ…

patoが2020年に書いた記事まとめ

2020年、とても大変な年でしたがみなさんお疲れさまでした。毎年恒例の書いた記事振り返りです。今年はコロナ禍の影響もあり、僕自身も大きく体調を崩したという事情もあり、あまり記事を書かないようにしたのですが、求められるままに書いていたら結構な量…

チンポの中の小銭

NikkiSonic2020という名のpatoさんのひとり相撲をご覧の皆さまこんにちは。フリーライターのヨッピーと申します。今回は主催のpatoさんに代わり、代打日記を務めさせて頂きます。 僕が代打日記を書くにあたって、まずこの「代打日記」というシステムについて…

リスペクトがないなら書くべきではない

文章を書く上で一番大切な気持ちはリスペクトだと即答できる。 多くの文章は何かの対象に向かって書く。そこで、誰かを笑わせたい、楽しませたいという動機で書くのならば、やはりリスペクトは必要だ。これは「面白い、楽しい」と「リスペクト」の親和性が高…

「出会って4秒で合体」は本当に4秒で合体しているのか

「出会って4秒で合体」という名シリーズがある。いまでも多くの人々の心をつかんで離さない、そんな不朽の名作だ。 これは老舗AVメーカーであるアリスJAPAN(銀色の人が走っていてドッカンドッカン柱が倒れてくるオープニング映像で有名)が2008年3月に世に…

よそで書いた文章たち

よそで書いた文章たち(順次追加されていきます) 書籍(扶桑社) www.fusosha.co.jp メシ通(企画参加) www.hotpepper.jp インベスタイムズ investimes.jp べラジオプラス www.bellagio.jp SPOT(企画参加) travel.spot-app.jp SPOT travel.spot-app.jp S…

スーパーボールの中にキン消しが入ってるやつを作りたい!  

幼い頃、キン消しに夢中だった。 キン消しとは「キン肉マン消しゴム」の略で、文字通りキン肉マンの消しゴムだった。 © ゆでたまご・東映アニメーション (画像はバンダイ公式より引用http://gashapon.jp/kinkeshi/) ご覧いただいても分かる通り、キン肉マ…

夏恋ルンバ

なんかさあ、地域の祭りに行ったんですよ。小さな公園で盆踊りするみたいな催しで、子供会やらババアのダンスサークルとかが踊り狂っとるわけですわ。小汚いオッサンとしてはそういった”地域”的な催しに顔を出すべきでないって重々承知しているんですけれど…

少しだけ早いこと

少しだけ値段が安いことに気が付いてしまい、お昼休憩に職場近くのスーパーに行くことが多くなった。弁当だけでなく、一緒に買う飲み物などが安いのだ。これが毎日ともなるとなかなかバカにできない。スーパーの入り口にはパン屋さんがあってそこを抜けると…

茶番劇は眠らない

とんだ茶番劇なのだけど、職場の会議であらかじめ台本が決まっていることがある。ちょっと天の上の人なんじゃないのってレベルの偉い人が来る会議で多いのだけど、意見を戦わせてブラッシュアップする、という会議が持つ本来の意味をはきちがえた完全なる予…

愛してると言ってくれ

随分前に、フランスのロワイヤル氏に関するニュースが報じられれた時かなんかに、ネットニュースの見出しが「仏ロワイヤル氏が」となっていて、これは仏ロワイヤルだ!と仏たちが生き残りを賭けて離島で殺しあうストーリーをMixiで書いていたときでした。確…

日曜日よりの使者

仕事に行きたくない仕事に行きたくない仕事に行きたくない。 とにかく本当に仕事に行きたくない。年末年始の休暇が終わるこの日は、とにかく仕事に行きたくない。普段の仕事行きたくなさを1とするならば今日は4億はくだらない。それくらい仕事に行きたくな…

クリスマスイブの過ごし方

クリスマスイブの六畳のアパートには寂しさだとか悲しさだとか、そういった悲しきものが充満していたような気がする。正確なことは覚えていないのだだけど、確かにそんな感情を抱いていたような記憶があるんだ。 大学の友達は、皆でスキーに行った。恋人がい…

草津よいとこ一度はおいで

草津の民ってのはとにかく心が広い、懐が深い、そう思うよ。 京都府の隣、滋賀県に草津市という場所がある。滋賀県の南西部に位置し、県庁所在地大津市に次ぐ人口第二の都市だ。市内には立命館大学などを有しており、実は人口密度は仙台市や熊本市などの政令…

アドバイスアドバンス

「ええ、ビックリしましたね。驚きましたよ。それはありえないって。ええ、確かにアドバイスしましたよ。なんだかすごい緊張してるみたいだから、ちょっと掴みのジョーク入れたらどうかってアドバイスしたんです」「いやねえ、私も出過ぎた真似かなって思っ…

琉球大学の悪魔

少し大きめの国道をひた走っていると、なんでこんなところにこんなお店が?と言ってしまいたくなるような店舗に遭遇することがある。それはブティックだったり、電気屋だったりするのだが、いずれも街中で見ればそれほど違和感を感じないのに、違和感ありま…

都市伝説は君のそばに

都市伝説というものに目がない。 古くは「口裂け女」などに代表される、口頭で伝えられる噂話や伝承の一種で、早い話が口コミだ。人から人に伝えられる情報、そういった意味では食べログとあまり変わらないのかもしれない。 都市伝説という単語は、1988年、…

広島カープと僕

8月24日、東京ドームにある歌が流れた。その歌の歌詞はまるで別の意味を持っているようだった。この日、2位巨人に勝利した広島カープに優勝へのマジック20が点灯した。優勝マジックが点灯すること自体が広島カープにとって25年ぶりの快挙だった。 学生時代を…

富士登山のススメ

中央自動車道をひた走り、山梨県河口湖インターを抜けて左手に富士急ハイランドを望みながら、富士山5合目までスバルラインをひた走る。深夜ということもあって、富士吉田五合目に車で入ることはできず、かなり手前の奥庭という駐車場に駐車するように指示さ…

秒速5センチメートル

(小学生時代の二人の会話に乗せて、満開の桜の風景が切り替わるように映し出される)「ねぇ、秒速5センチなんだって」「えっ?なに?」「ウンコの落ちるスピード。秒速5センチメートル」「遅くない?」「ねぇ、なんだかまるで雪みたいじゃない?」「きいてる…

比喩はまるで森のように

物事を別の何かに例える。実はこれはほとんどの場合が自己満足の産物でしかない。 ある事象、例えばAがBだからCになる、みたいなことを説明されてもいまいちピンとこず、説明する側も伝わってないなって思ったら、だからDがEってことあるだろ、そこでFになる…

成長する道路という発想

生涯に1001編もの短編を発表したといわれるSF短編の巨匠、星新一先生の発想方法が興味深い。SFというジャンルから、この世にありえないものを題材とすることが多かった星先生は、全く関係ない二つの単語を組み合わせることで新しい物を生み出していたという…

不正のトライアングル

米国の組織犯罪研究者ドナルド・R・クレッシーが体系化した「不正のトライアングル」という考え方がある。横領などの不正が起こるとき、人はいかにしてその誘惑に負けていくのかを調べたクレッシーは不正のリスクを3つの状況に分類した。簡潔に挙げると次の…

サマータイムマシーンブルース

もしタイムマシンが存在したとしたら皆さんはどんな使い方をするだろうか。恐竜を見てみたいと思うかもしれない。歴史的大事件の現場を見てみたいと思うかもしれない。もしかしたら過去を改変して現代の自分に都合の良いように、なんて考える人もいるかもし…

青春18キップとムーンライトながらを使うと4030円で東京から八代までいけるらしい

外は雨が降っていた。7月22日金曜日、午後10時。世間は昼間に発表されたポケモンGOに沸いており、ここ東京駅でもスマホ片手に歩いている人が散見された。 東京駅(東京都)22:52 なぜこんな週末、花金の夜中に東京駅にいるのかというと、事情を話すととても…

なぜ彼は先にいったのか

曲がりなりにも何らかの文章を書いている人間は常にアンテナを張り巡らせておくべきだ。それはプロのライターだとか、小説家だとか、エッセイストだとか、そういった文章を生業にしている人に限らず、趣味のレベルで発表している人もそうあるべきだ。 世の中…

空が明るくても月はそこにある

窓の外を見るとまだ空は明るいのに薄っすらと月が輝いていた。本来は夜にこそ発揮されるべき薄く白いその輝きは、まるで何らかの理由や訴えがあるかのように思えた。 昼間の月はその存在自体が悲しい。僕らは自然と月は夜に輝くものであると考えていて、本来…